有限会社 小池経編染工所

初 代 小池

二代目 小池初太郎

三代目 小池秀雄

四代目 小池 隆

化学染料が発明されたのは1856年でそれから1900年代になると多くの種類の染料が開発された。

初代と二代目までは資料などは残存していないが、おそらく藍染をしていたのだろうと推測される。

三代目の私の父は帰還後、自動車工場か迷い、結局、家業を継いだ

私のこどもの頃は、糸染めをしていた。後染め(反物を染めること)は1955年頃で、その時の記憶が残っている。


経編=けいへん?

当社の社名は1961年の設立時に先代の社長が命名しました。当時、経編が流行りで、それを染める工場としました。

経編とは編生地で織物と編物の中間の性質を有しています。

 

染のプロ

何でも染められる!事を目指して、私は修業しました。綿、絹、羊毛から合成繊維、特にそれらの混紡品の染色に強みを発揮できます。加工は、超ソフト加工、ケミカルフリー加工等です。

 

染から生地開発へ

染を通して生地の事を学びました。

メインは、肌に一番近い生地です。それで寝具類が多い訳です。1/3寝ている睡眠時間を良質なモノにして健康的な生活がおくれるようにと考えています。



有限会社小池経編染工所は

持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています

サスティナブルな衣料を考えた場合に、染色工程では大量の水資源を使用します。そして、水の温度を上げて加工しますからCO2の排出量も多くなります。

当社では36年前に自動染色機を導入しました。その機械のお陰で水量を半減し、O2の排出も軽減しました。

15年前には燃料をガス化してCO2排出量を軽減しました。

 

衣料の廃棄を考えた時、長く着られる衣料を開発する事で廃棄時期の延期が出来ればCO2の削減に通ずるとして、Hybrid生地を開発しました。

今回は、竹由来のバンブーレ―ヨン生地を作りました。ポリエステルの高機能糸を5%使用していますが、これにより3年着られる商品を目指しています。

自社商品の染色は、基本的に中性染色します。これは綿関係の染色をPH7で行い、染色排水量を軽減します。

 

当社は「とちぎSDGs推進企業」に登録していま